「いつまでもドライバーショットが左右に曲がってしまう…」
このような悩みを持っている人はいませんか?
いつまで経ってもドライバーショットが左にも右にも曲がる人は、スイングのリズムに問題があるかもしれません。
「ショットを狂わせるのは、スイングのメカニズムではなく、リズムがないからである」
~ 1979年全米プロゴルフ・1981年全米オープン王者 デビット・グラハム ~
いつもよりもスイングのリズムが早くなったり、遅くなったりしていては、安定したショットは打てませんよね?
スイングのリズムが常に一定になってくると、ショットの左右の曲がりは小さくなります。
スイングのリズムが一定なら、それほど大きく曲がるということはないのです。
でも、ドライバーなどの長いクラブになるほど、一定したリズムで打つことが難しくなるのです。
今回は、ドライバーショットでのリズムの整え方と練習方法について説明します。
パッと読むための目次
スイングのリズムはショートアイアンに合わせる
スイングのリズムとは、アドレスからバックスイング→トップ→インパクト→フォローという一連の流れを行う動作のリズムです。
ゴルフスイングのリズムの取り方として有名なのは、「チャー、シュー、メン」というリズムがありますね。
リズムには、タイガーウッズやローリーマキロイのような早いリズムで打つプロゴルファーもいれば、宮里藍のようにゆっくりとしたリズムで打つプロゴルファーもいます。
なので、人それぞれで良いのですが、スイングリズムがショットによってバラバラになるのはNGです。
また、一般論としては、アマチュアゴルファーはゆったりとしたリズムで打った方が良いと言われています。
一般的に多いのが、ショートアイアンでは、ゆったりとしたリズムでスイングをしているのに、ドライバーになるとリズムが早くなるパターンです。
これは、「飛ばしたい!」という気持ちがそうさせるのだと思いますが、クラブによってスイングのリズムが変わるとショットが安定しません。
再現性の高いスイングをするためには、どのクラブでも同じリズムで打つことが重要です。
できれば、ゆったりとしたリズムで打ちやすいショートアイアンのリズムに合わせた方が良いでしょう。
スイングリズムを整えるドリル
ショートアイアンのスイングリズムにドライバーショットを合わせたければ、「ショートアイアンとドライバーを交互に打つという練習方法」が効果的です。
自然と、ドライバーのリズムがショートアイアンのリズムに近づき、ゆったりとしたリズムになってくるでしょう。
ゆっくりとした素振りをルーティーン取り入れる
ショートアイアンとドライバーを交互に打つドリルでゆったりとしたリズムで打つ練習をしても、本番のラウンドは一発勝負。
どうしても、スイングのリズムが早くなってしまいがちです。
一発勝負の本番で早打ちせず、ゆったりとしたリズムで打ちたい時は、ショットを打つ前にゆったりとしたリズムで素振りをするという「プレショットルーティーン」を取り入れることが有効です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
アマチュアゴルファーの多くは、スイングのリズムが安定していません。
ゴルフは、再現性を高くすることが重要ですが、スイングのリズムが早かったり遅かったりすると、再現性の低いスイングになってしまいます。
特にドライバーショットは、スイングのリズムが早くなってしまいがちです。
アマチュアゴルファーは、ゆったりとしたリズムで打つことをオススメします。
ゆったりとしたリズムで打つためには、
- ショートアイアンとドライバーを交互に打つドリル
- ショットの前にゆったりとしたリズムで素振りをするというルーティーン
が有効です。
そして、「呼吸」が整えばさらにスイングは整います。
ゴルフスイング中の呼吸法はこちらで詳しく解説していますので、是非、試してみてください!
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