「どうしたら、飛距離を伸ばすことができるのだろう・・・」
筋トレでパワーアップを図ることも飛距離アップの方法の1つですが、なかなかトレーニングする暇がないという人には、この方法は難しいですね。
このようなゴルファーには、日常生活においてちょっとした飛距離アップのトレーニングをしていきましょう。
特にシニアゴルファーなど体力が落ちてきて飛ばなくなったという人にオススメの方法です。
日常生活において毎日5分でも良いので体力アップのためのちょっとした動作を取り入れることで、
- ヘッドスピードが向上する
- スイングバランスが向上する
というメリットがあります。
ということで、今回は「日常生活の中で飛距離アップを図る方法」をご紹介していきます。
誰でもできることですので、飛距離アップを本気で臨んでいるなら、日常生活にぜひ取り入れてみてください。
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パッと読むための目次
日常生活に取り入れたい飛距離アップのトレーニング
毎日5分のストレッチがスイングを変える?
ゴルフスイングを変えるための日々のトレーニングというと、筋トレや素振りなどを思い浮かべると思います。
確かに筋トレや素振りは飛距離アップにおいて効果的なトレーニングですが、毎日筋トレや素振りをするのは誰しもできることではありませんよね。
そんな人にオススメなトレーニングが「ストレッチ」です。
ストレッチは、ゴルフスイングにおいて非常に効果的なトレーニングです。
今でもゴルフ界の伝説として有名なアマチュアゴルファー中部銀次郎氏も、ストレッチの重要性を説いています。
「1日5分の柔軟体操で10ヤードの飛距離アップが可能」
~ アマチュアゴルファー:中部銀次郎氏 ~
特に、肩周りのストレッチは肩の可動域を広げるので効果的です。
>>肩甲骨のストレッチ方法は『ゴルフ100切りに絶対必要なストレッチ【肩甲骨編】~ゴルフ必ず100が切れる考え方教えます~』で詳しくご紹介していますので、あわせてご覧ください。
ストレッチのポイントは、
- ゆっくり息を吸って、ゆっくりと吐く
- 反動をつけない
- 痛いけれど少し気持ちいという場所で15~20秒ほど停止する
このような点です。
ストレッチは体が温まった入浴後が効果的ですが、日常生活のちょっとした空き時間に行うことでも、効果は期待できます。
さらに、ストレッチには安眠効果があるので、寝る前に行うことでぐっすりと眠ることが期待できます。
日常生活にちょっとした動作を取り入れる
ゴルフスイングは、上半身よりも下半身のトレーニングが大事です。
下半身が安定すれば、ゴルフのスイングも安定するからです。
プロゴルファーは、他のスポーツと比べると華奢(きゃしゃ)な体つきの人が多いですが、下半身はしっかりしているものです。
下半身の筋力トレーニングには多くの方法がありますが、まとまった時間がとれない人は日常生活の中で下半身の強化していきましょう。
日常生活でできる下半身強化方法といえば、
- 帰りの電車を一駅手前で降りて歩いて帰る
- エレベーターを使わずに階段で移動する
- 歯磨きをするときは、つま先立ちする
などはよく言われることです。
これら下半身強化法はいきなり効果を発揮するものではありませんが、日々衰えていく下半身の筋力維持のためにはこれら「積み重ね」がとても重要となってきます。
その他にも、可能であれば、日常生活のちょっとした空き時間を利用して「スクワット」を行うことをおススメします。
なぜスクワットなのか??
パーソナルトレーニングジムを経営し、顧客にはトップアスリートや人気タレントも竹下雄真氏は、その著者『「1日1分」を続けなさい!一生太らない“神”習慣』において、「1日1分間スクワット」を推奨しています。
日常生活に1分間スクワットを!
1分間スクワットの凄すぎる効果
竹内氏は、日本ハムファイターズの清宮幸太郎選手を、中学2年生のときからサポートしており、清宮選手が高校時代にホームランを量産できたのはこの「1分間スクワット」の影響が大きいようです。
この「1分間スクワット」は効果は…
- 下半身強化
- ヒップアップ
- 美脚効果
- ウエストくびれ
- おなかが引っ込む
- 猫背や肩コリ解消
- 疲れにくい体
などなど、「1分間スクワット」はいいことずくめのトレー二ングなのです。
全身の筋肉の70%は下半身の筋肉であるため、スクワットで下半身強化ができれば、基礎代謝も上がり、太りにくい体を作ることができるのです。
1分間スクワットのやり方
竹内氏推奨の1分間スクワットのやり方は次のとおりです。
- 両足を肩幅程度に開く
- そのままお尻を突き出すように、腰を落とす
- ゆっくりと元に戻す
- これを1分間続ける
出典:美的.com
スクワットで多くの人がよく間違える落とし穴は…
- 膝が爪先より前に出る
- おしりが膝より高い位置にある
- 背中が曲がる
- かかとが上がる
出典:美的.com
とにかく、かかと体重のままひざがつま先よりも前に出ないように、お尻を突き出すことです。
行った回数が多ければいいというものではありませんので、呼吸を止めないで、効いているという意識をもって1分間ゆっくり行うこともポイントです。
めちゃくちゃ簡単で1日1分でも効果絶大のスクワット
お風呂に入る前など決めた時間に行うことが、長く続ける秘訣です。
このようなちょっとした努力を毎日行うことで、自然と下半身が鍛えられます。
ちょっとした努力を習慣化することで、いつの間にか下半身が鍛えられ、下半身が安定することでスイングが安定し飛距離が伸びるはずです。
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まとめ
ゴルフの飛距離アップをしたければ、スイングを改造するよりも日々のちょっとした努力によって身体能力を高めることが大事です。
今回紹介したのは、ストレッチとスクワットを中心に日常生活の中で鍛える方法でした。
これをやってすぐに飛距離がアップするということはありませんが、長い目で見ればゴルフの飛距離アップに非常に効果的な方法です。
ゴルフの飛距離をアップさせたいけれど、練習場に行く時間がないという忙しい人にはオススメですね。
特にストレッチを毎日5分行って筋肉を柔らかくすることやちょっとした努力を行うことはゴルフにおいてとても大事なことですし、スマートな体作りにも効果絶大なので、ぜひ試してみて下さい!
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