「グリーン周りのアプローチ、簡単な場面からでも寄せることができない…」
このような悩みを持っている人はいませんか?
プロゴルファーでもパーオン率は60%~70%程度であると言われています。
アマチュアゴルファーなら、もっとパーオン率は低いはずですよね?
要するに、「ゴルフのスコアを作るのはアプローチ」ということです。
アプローチで寄せてワンパットでパーをとるというのが、アマチュアゴルファーのスコアメイクの鍵です。
皆さんは、グリーン周りのアプローチでどのようなクラブを使っていますか?
傾向として、アマチュアゴルファーはグリーン周りでサンドウェッジを使う人が多いようです。
もちろん、サンドウェッジで上手く寄せワンが取れているのなら、それが正解です。
ただ、グリーン周りでサンドウェッジを使っている人で「寄せワンがとれない…」と悩んでいるなら、思い切ってグリーン周りで使うウェッジを変えてみるのもひとつの手段です。
寄せワンが取れるようになれば、
- パーオンしなくてもパーが取れる
- 難しいホールで手前から攻められるようになるのでスコアが良くなる
というメリットがあります。
今回は、アプローチのウェッジの選び方について説明します。
パッと読むための目次
アプローチのウェッジの選び方
56度と58度のウェッジは全く別のクラブと考える
ウェッジは、ロフト、重さ、バウンスが変わると全く別のクラブになります。
例えば、58度と56度のウェッジでは、距離感が全く変わってきます。
構えた段階で比べて見ても58度の方が、大分クラブが寝ていることがわかると思います。
弾道も58度はフワッと上がる弾道で、56度はやや低めにボールが出ます。
このように、たったの2度角度が変わるだけで距離感が変わりますし、難易度も変わってきます。
やはり一般的には、ロフトが寝ている方が、技術が必要になってきますね。
アマチュアゴルファーはミスの少ないクラブを使おう
サンドウェッジのデメリットは、
- ロフトが寝ているのでキャリーの距離感を出すのが難しいこと
- キャリーを出すためには「大きなふり幅」をとる必要があること
- リーディングエッジに当たることでトップが出やすいこと
があります。
ですから、距離感が合わないミスが多い人は、サンドウェッジ(56度~58度)ではなくアプローチウェッジ(49度~52度)やピッチングウェッジに変えた方が距離感を合わせやすいかと思われます。
でも、「プロゴルファーはサンドウェッジを使うでしょ?」と思うかもしれませんね。
プロゴルファーが試合をするトーナメントのグリーンは一般よりもかなり速く調整されています。
ですから、プロゴルファーは、ふわりと上げて落とす弾道を打ちたいため、サンドウェッジを使うことが多いのです。
一般のゴルフ場は、それほど速いグリーンは稀ですから、アプローチウェッジやピッチングウェッジで十分寄せることができます。
もちろん、サンドウェッジを使っていた人が急にアプローチウェッジやピッチングウェッジに変えると、ロフトが立っている分、キャリーよりもランが出やすい低い弾道になって最初は戸惑うかもしれません。
しかし、難しいサンドウェッジよりもやさしいアプローチウェッジやピッチングウェッジの距離感を覚えた方が、本番では良い結果が出るはずです。
ウェッジをアイアンよりも重めにすると距離感が出やすい
例えば、アイアンがカーボンシャフトなら、ウェッジは、N.S.PRO950GH、アイアンがN.S.PRO950GHなら、ウェッジはダイナミックゴールドにするなど、シャフトの重さをアイアンよりもウェッジの方が重くなるように調整することで距離感が出しやすくなります。
ウェッジでフルショットをすることはほとんどなく、距離感を合わせるハーフショットやスリークウォータ―ショットでは、重いクラブの方が安定するという傾向があるからです。
アプローチの距離感がバッチリ掴める練習法はこちらで紹介していますので、合わせてご覧ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は寄せワンをとるためのクラブ選びを紹介しました。
まずは、アプローチはサンドウェッジで打たなければならないという固定観念は捨てましょう!
アマチュアゴルファーは出来る限り、やさしいクラブで打った方がスコアを安定させることができます。
サンドウェッジよりもアプローチウェッジやピッチングウェッジの方が、易しいです。
特にアプローチのような緊張した場面では、易しいクラブの方が、ミスが少なくなるはずです。
あとは、アイアンよりも少しだけ重いウェッジを使うこともアプローチが上手くなるポイントです。
アプローチが上手くなると、寄せワンが少しずつ多くなってくるはずですから、大幅なスコアアップにつながるはずです!
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