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初心者必見!あなたにあったゴルフのアイアンの選び方6つのポイント

「弘法筆を選ばず」という言葉がありますが、ことゴルフに関しては、「シングルゴルファー、クラブを選ぶ」というのが常識です。

ゴルフが上手い人ほど、自分に合ったクラブを使っています。

ただ、ゴルフショップに山ほどあるクラブの中から自分に合ったものを見つけるのは至難の技!

とうわけで今回は「あなたにあったアイアンの選び方6つのポイント」をご紹介します。

 

パッと読むための目次

アイアンの基本の「き」

アイアン各部の名前

アイアン選びに必要な基礎知識として、アイアン各部の名前を覚えておくと、いろいろと役立ちます。

 

アイアンの番手

アイアンは大きく3種類に分けられます。

長距離用のロングアイアン、中距離用のミドルアイアン、近距離用のショートアイアンです。

この3種類と番手とそれぞれのクラブの平均飛距離をまとめました。

クラブ 男性平均飛距離 女性平均飛距離
ロング

アイアン

2I 200Y 140Y
3I 190Y 130Y
4I 180Y 120Y
ミドル

アイアン

5I 170Y 110Y
6I 155Y 100Y
7I 145Y 90Y
ショート

アイアン

(ウェッジ含め)

8I 135Y 80Y
9I 125Y 70Y
PW 110Y 60Y
AW 95Y 55Y
SW 80Y 50Y
LW 65Y 45Y


100切りには、「ロングアイアン」は必要ありません。

ゴルフショップで売られているアイアンセットの多くは、「5番アイアンから」です。

もはやプロゴルファーでも「ロングアイアン」を入れている人たちは少なくなってきました。

女子プロゴルファーの中には、球が上がりやすく、グリーンで止まりやすい「ショートウッドやユーティリティー」をアイアン代わりとして入れ、アイアンは7番からという女子プロゴルファーもいますので、あなたがアイアンを選ぶ時の参考にしてください。

徹底比較!ユーティリティーとフェアウェイウッドの違いとは?

2017年3月17日

 

初心者必見!アイアンの選び方のポイント

アイアンを選ぶポイント1:ヘッド形状

おおまかにいうと、アイアンには、ヘッドの形状によって3つの種類があります。

 

マッスルバックアイアン

マッスルバックアイアンは、フェースの面積が小さく、フェースの後ろは窪みがなく、ヘッドも小さく、ソール幅も薄い形状のアイアンのことを言います。

マッスルバックアイアンの特徴は、球を曲げたり、スピンをかけやすいというメリットがある反面、ボールが曲がりやすく、ミスに弱いというデメリットがあります。

プロゴルファーやゴルフ上級者など、アスリート向けのアイアンと言えます。

 

キャビティアイアン

キャビティアイアンは、フェースの後ろが窪んでいるのが大きな特徴です。

マッスルバックが芯を外すと飛ばないのに対して、このキャビティタイプは、多少、芯を外しても飛距離が落ちづらく、ミスに強いアイアンです。

 

ポケットキャビティアイアン

フェースの後ろが大きく削られていて、ポケットのようになっているのが特徴的です。

このようなデザインにするのには、もちろん理由があって、重い部分をソール側(低重心)、や後ろ側(重心深度)に集中させることで、弾道を高くし、直進性の高いボールを打ちやすくしています。

 

3つのタイプのアイアンの性能を比べてみた

飛距離性能、ミスへの強さは、
マッスルバック < キャビティ < ポケットキャビティ」 の順になります。

逆に、操作性、打感の良さは、
ポケットキャビティ < キャビティ < マッスルバック」 の順になります。

マッスルバックアイアンは、重心が高いため、しっかりダウンブローに球をとらえなければ、まともな球が飛びません。

逆に言えば、ちゃんとしたアイアンの打ち方ができれば、マッスルバックアイアンは、スピンの効いた素晴らしい球を打つことができます。

 

一方、キャビティアイアンやポケットキャビティアイアンは、スイートスポット(クラブフェースの芯)が広く設計されているクラブです。

多少の打点のブレがあっても、ゴルフ初心者が簡単に真っ直ぐ飛ばせるように設計されているためです。

ただ、飛距離とミート率を重視したアイアンをゴルフ上級者が選択をするとデメリットが発生します。

まず、飛びと方向性を重視した「やさしいアイアン」では、適正なスピン量が飛得られず、グリーン上でボールが止まりづらくなります。

 

また、広めのスイートスポットの場合は、「縦(たて)の距離感」が狂います。

つまり、狙った距離の調整が難しくなります。

80%の力で振って少し飛距離を落としたい、方向性を重視して打ちたいなどの微調整が効きづらいのです。

なので、ベテランゴルファーにオススメのアイアンは、まっすぐなフェースでスイートスポットが狭いマッスルバックアイアンになるのです。

これにより適正なスピン量と狙った飛距離をしっかり出すことができます。

もちろん、このマッスルバックアイアンを使いこなすには、常にミスショットなく打てる技量が必要です。

ミスショットが出るようなうちは、キャビティアイアンやポケットキャビティアイアンでも、十分ゴルフが楽しめるでしょう。

なので、「やさしさ」や「直進性」を追求すれば、マッスルバックよりもキャビティが良いでしょう。

 

アイアンを選ぶポイント2:ネック形状

アイアンショットで一番大切なことは、飛ばすことではなく、狙った位置にイメージ通りに打てることです。

構えた時にイメージすづらかったり、不安があるようでは、自分にとって良いアイアンとは言えません。

そこで、アイアンには、「ストレートネック」と「グースネック」の2つ形が用意されています。

「ストレートネック」とは、シャフトの延長線上にリーディングエッジがあるネック形状です。

「グースネック」とは、シャフトの延長線上よりうしろにヘッドのリーディングエッジがくるネック形状です。

簡単に言うと、構えた時にヘッドがまっすぐなのがストレートネックで、フェース部分で、ボールを包み込むような形状になっているのがグースネックです。

ストレートネックを選ぶか、グースネックを選ぶか、最終的にはあなたの好みですが、それぞれには、次のような特徴があります。

 

ストレートネック = 操作性は良いが、つかまりにくい。

グースネック = つかまりはいいが、操作性が悪い。

 

ストレートネックのアイアンは、フェースを閉じたり、開いたりすることが簡単にできるので、スライスやフックを意図的に打ちやすいクラブと言えます。

 

一方、グースネックのアイアンは、フェースの開閉がしづらいクラブと言えます。ストレートボールをオートマチックに打てるのが、グースネックの特長です。

スライスや右方向へのミスが出やすい人は、つかまりが良くなる「グースネック」を使うことで、それらのミスが軽減されるかもしれません。

ただ、人によってはグースネックは構えた時に、引っかかるようなイメージがするから苦手だとか、シャンクが出そうな気がすると言う人もいます。

でも、基本的にはグースネックはシャンクしにくいネック形状ですし、つかまりが良い=引っかかりが出やすいということではありません。

アイアンショットでシャンクが出る人、スライスが出る人、つかまりが悪く思ったような飛距離が出ない人は、一度グースネックを試してみる価値はあるでしょう。

なお、グースネックアイアンのように、トップブレードが比較的広いアイアンは、キャビティ度が大きいものや中空アイアンの場合が多いため、初心者向きのクラブになります。

 

アイアンを選ぶポイント3:ソール幅

ユーティリティーと同じ理論ですが、ソールが広めのアイアンであれば、多少ダフッても、ソールが滑ってボールに当てることができるので、ゴルフ初心者を手助けしてくれます。

ソールが厚めのアイアン」は、アマチュアゴルファーが苦手とするラフからのショットでもミスへの強さを発揮します。

 

ソールの厚さは、

マッスルバック < キャビティ < ポケットキャビティ」 の順になります。

 

つまり、キャビティアイアンやポケットキャビティアイアンは、ソール幅が厚く初心者の強い味方になってくれるでしょう。

 

アイアンを選ぶポイント4:製法の違い

「製法なんて、あまりよくわからないし、別になんでも・・・」というあなた!

「フォージド」って聞いたことありませんか?

アイアンの製法は2種類存在します。

それが「フォージド」と「ロストワックス」です。

 

フォージドとは?

フォージドとは日本語では鍛造(たんぞう)という意味です。

鉄を熱して型押し(プレス)して形作る製法です。

鉄の温度によって熱間鍛造と冷間鍛造の2通りがあり、低い温度で鍛造した方が柔らかい感触を生み出すと言われています。

フォージドで作られたアイアンには「FORGEDと刻印」がされています。

 

フォージドアイアンは、上級者に人気のアイアンです。

その理由は、非常に密度の濃い鉄を使用しており、無駄な振動がなく柔らかな心地よい打感が生まれるからです。

さらに、柔らかい鉄のため、ライ角(クラブをソールした時にシャフトと地面がつくる角度)の調整ができるのも大きな特徴です。

ライ角のズレはミスショットに直結するため、上級者ゴルファーは特に神経質になるポイントです。

 

ロストワックスとは?

ロストワックスとは日本語で鋳造(ちゅうぞう)という意味です。

金属を溶かして型に流し込んで形作る製法です。

こちらはフォージドとは逆で硬い素材が向いています。ステンレスやチタンなどです。

型に流し込んで作るため、大量生産できるので、安く購入できるのがメリットです。

市販されている初心者用セットや飛び系アイアンの多くはこの製法で作られています

 

アイアンを選ぶポイント5:シャフト

アイアンを選ぶうえで、大切なのは、ヘッドの形だけではありません。

ヘッドと同じくらい重要なのが、「シャフト」です。

現在のアイアンのシャフトは、「スチールシャフト」と「カーボンシャフト」に分かれます。

「カーボンシャフトは非力なゴルファーが使うんでしょ!?」というあなた!

宮里藍プロは、2016年シーズン「カーボンシャフト」に変えたことが話題になりました。

シャフトを変えるとゴルフが大きく変わるのです!

意外に知らない!カーボンシャフトとスチールシャフトの違いは?

2017年3月14日

 

アイアンを選ぶポイント6:何を重視するのか

ここまでアイアンの選び方ポイントを話してきたので理解していただけたかと思いますが、同じアイアンでも全く別の用途で作られているものが数多く存在します。

数あるアイアンの中で、何を選ぶかの基準は、その機能性だけでなく、「何を重視するのかで決める」ことがとても重要になります。

 

シングルゴルファーになりたい

今はまだゴルフ初心者でも将来的には、シングルゴルファーになりたい、競技ゴルフに参加したい、とにかく、ゴルフが上手くなりたいという人は、「マッスルバックアイアン」がおススメです。

難しいクラブは、「ミスがわかりやすい」クラブです。

ミスをしっかり受け止め、練習していく気持ちがあるのであれば、最初から難しいアイアンを使うこともアリです。

ただ、気をつけなければならないのは、難しいクラブを使うあまり、ミスショットが続いて、ゴルフが嫌になってしまうことです。

そうなってしまっては、本末転倒!

なので、今はまだ初心者だけれども、将来的には、しっかりしたアイアンショットを打ちたい・・という人にも、やさしいキャビティやポケットキャビティから初めて、物足りなくなったら、マッスルバックに挑戦と言うのも良いかもしれませんね。

 

とにかく飛距離を稼ぎたい

アイアンでも、とにかく飛距離が欲しいなら、ロフト角(クラブフェースの角度)のたったアイアンがオススメです。

ストロングロフトと呼ばれ、7番アイアンがノーマル5番アイアンと同じくらいのロフト角のようなものもあります。

シャフトも多少長めに作られているアイアンもあります。

ストロングロフトのクラブであれば、ノーマルな7番アイアンより20ヤードくらい飛ばすことが可能です。

ただし、ロフトが立っているので球筋が曲がりやすくなり、方向性において安定感が欠ける点がデメリットです。

シャフトが長い分、トップやダフリといったミスショットが出る確率も上がります。

多少ミスが出て曲がっても良いから、ナイスショットが出た際にはとにかく飛ばしたいという人は、ストロングロフトのアイアンにしましょう。

最近ではストロングロフトでも初心者向けにソールが広めで、低・深重心のストロングロフトも発売されています。

 

安定感のあるショットを打ちたい

できる限り簡単に安定したショットを打ちたいのであれば、ソールとスイートスポットの広いアイアンにしましょう。

ソールが広ければ、ボールの手前から滑らせてミートさせることができます。多少のダフリはカバーできます。

スイートスポットが広ければ、多少ネック側(クラブフェースの根元)、またはトウ側(クラブフェースの先端)にインパクトしても飛距離を出すことができます。

また、右へのミスが多い人は、グースネックのアイアンであれば方向性にも安定感が出ます。

初心者ゴルファーで練習嫌いの人は、ぜひこのタイプのアイアンを選び、道具に頼って楽に楽しいゴルフをしましょう。

 

狙った飛距離に狙った球を打ちたい

ある程度のベテランゴルファーは、狙いを定めてアイアンを使います。

この狙いは飛距離と方向、スピン(ボールの回転)が含まれます。

打ったボールには必ずスピンがかかります。

 

アイアンショットで、このスピンをうまく使い、ボールコントロールしたいのであれば、スイートスポットが狭い難しいアイアンの選択が必要になります。

フェースを開閉してサイドスピンをかける場合は、クラブヘッドは小ぶりな方がコントロールしやすくなり、自ずとスイートスポットが狭くなります。

バックスピンをかけて、グリーン上でボールを止めたり、落とした場所から戻したりする場合は、ダウンブローに打った時に最大限の性能を発揮するマッスルバックアイアンが最適です。

 

アイアンはセット販売が基本

初めてゴルフクラブを購入する人の中には、クラブは1本ずつ購入するものだと思っている人がいます。

ウッドは1本ずつ購入しますが、アイアンは5〜8本のセット販売が基本になります。

  • 5本セットのアイアンの場合

6〜9番アイアン+PW

  • 8本セットのアイアンの場合

5〜9番アイアン+PW、AW、SW

5番より番手の小さなアイアンや、SWやAWは、単品での追加も可能な場合が多いです。

女子プロゴルファーの中には、6番アイアンも抜いて、「7~9番+PW・AW・SW」というプロもいます。

アイアンの代わりに球が上がりやすくグリーン上で止まりやすいショートウッドやユーティリティを入れることで、やさしくゴルフをプレーすることができるようになります。

あなたのアイアン選びの参考にしてください。

徹底比較!ユーティリティーとフェアウェイウッドの違いとは?

2017年3月17日

 

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